みなさんこんにちは。
※私が受講しているのは 「中級インテンシブ・プログラム」の全12回。私の課題提出も、あと少し。
皆さんと同じく、私も「英文メールの基礎」は、人にちょっと語れる程度は学んで来たような気がします。
今回は、課題ではなく、「英語を外国語として学ぶ学習者へのアドバイス」という
東京大学 酒井邦嘉教授ー脳生理学者ーの記事をご紹介します。
文法構造を理解する機能が脳のどこにあるか?を発見した酒井教授。
この発見は「普遍文法」の存在を証明することに大きく寄与した。
「普遍文法」とは、人間が生得的に持っていると考えられている文法の原理や規則の事。この文法規則を持つ能力装置はLAD(Language Acquisition Device)と呼ばれる。
このLADは一般的に1,2歳で(母国語の場合)発達するといわれている。
第二言語習得
日本人は外国語を勉強する時、単語を暗記することに執着しがちだが、実際に大切なのは、単語をどのように並べて正しい文章に組み立てるかを学習することだ。
LADを十分に刺激すること
ー英会話だけで英語がマスターできるという幻想は捨てるべき。挨拶の仕方を勉強しても、LADは刺激されない。
ー大量のインプットとアウトプットを行うことでLADは刺激される。お勧めの学習方法は、英語で自分の日常生活について大量に書き、それをネイティブにチェックしてもらう事。
ライティングに多く取り組み、ネイティブ添削を受ける。こうやって、私たちのLADを刺激して英語ライティングを習得していく。これは正しい方法なんですね。
さて、頑張ってライティングに取り組みますか!!
Daily Yomiuri 2003.7.1 Opening the brain’s grammar toolbox より抜粋
http://mind.c.u-tokyo.ac.jp/Sakai_Lab_files/News/DailyYomiuri_2003.pdf
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